市場シェアを伸ばすより、もっとやるべことがあるのでは・・・
フリーランスというとどこにも属しておらず、天涯孤独というイメージがドクターXで有名になったのではないでしょうか?
どこにも属さないというのは、もしかすると日本の社会では馴染みがないかもしれませんね。でも、会社では大きくは宣伝していませんが、フリーランスのデザイナーを募集し続けています。
多少、端折っていますが、フリーランス - Wikipedia も合わせてご覧ください。
そこでフリーランスという語源を調べてみると・・・
中世は王や貴族は戦争の度に傭兵団と契約して戦争に臨んだ。契約の際には槍の本数=1戦闘単位としてカウントされた。まだ敵勢力と契約を交わしていない (英: free) 戦闘単位 (英: lance) を指す言葉として「freelance」が用いられるようになった。 当時は兵士を指していた「free lancer」が、近世以降組織を離れて働く状態を指す言葉に変化した。フリーランスのフリー(英: free)は、“拘束されない”という意味。
なんだか、物々しい言葉がフリーランスという言葉でした。時代も変わり言葉の意味や使い方が変化していますが、戦場で使われた言葉がいつの日からビジネスでも使われるようになっています。今回のフリーランス、ターゲット、インパクト、キャンペーンなどもそうです。
フリーランス=傭兵団
ターゲット=攻撃目標
インパクト=衝撃
キャンペーン=軍事行動
ある意味、会社は日々戦いを続けています。ターゲットを定めて、インパクトのあるキャンペーンをフリーランスで行う。物騒な言葉が羅列されていますが、実際には毎日のように行われています。
WEBの世界でも使われています。一度、検索した言葉を自動で追尾してくる広告が。ミサイルの場合は電磁波と赤外線で目標に向かって攻撃するものです。
最後は、その戦いに勝つと領土を自分たちのものにする。それが市場シェアです。市場シェアを相手から奪うことで企業は成長していきました。でも、そのシェアは一瞬でひっくり返るものとなっています。
Amazon Goがシアトルで正式運用がはじまりました。AmazonGoは無人のコンビニのようなものです。
Introducing Amazon Go and the world’s most advanced shopping technology
以前にも紹介しましたが、まだ設備投資に大変なお金が必要になるとは思いますが、多くの企業が注目して、導入するようになると安い単価で導入が可能になると思います。
スーパーや書店では、万引きの被害が経営を圧迫していることは多くの人がご存知だと思います。書店での万引きの被害額は年間200億と言われているそうで、日本の万引きの被害額は、書店も含めて4500億円とも言われているようです。
もし、AmazonGoのシステムが日本に入ってくると日本の万引き被害額の相当額が翌年からなくなります。初年度は設備投資が掛かったとしても、翌年は被害なしとなります。正当に買い物をしている人にとっても大変、有効な方法です。レジに並ぶ時にどっちのレジが早いかなと考えるストレスがまったくなくなります。
入る時に、自分のスマホから認証コードを通してあとは自由に買い物をマイバックに入れたり、カバンに直接入れてそのまま店を出るとクレジットカードから引き落としが行われます。
問題もあるとは思います。高齢者が多い地域の場合は、クレジットカードは利用したくないという人も中には、いるでしょう。私が考えるには、デポジット性にして事前にチャージして買い物をするなど、方法は色々と考えれば案外すんなり受け入れられるのではないかと思います。
日本でも同じような試みはあると思います。商品の全てにICチップを埋め込んで一括でレジを通す方法で決済する。でも、エコシステムではありません。商品一つひとつにチップを埋め込むだけでも大変な作業ですし、それを継続的に行って行かなければなりません。
AmazonGoは一度の設備投資で完了するので、とてもエコなシステムだと考えます。
話が大きく脱線しましたが、まだまだ目が離せないのがAmazonですね。