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ターゲットを年齢で絞るは危険


重要なのは誰が問題を抱えているのか?

 

年齢でターゲットを絞りすぎと商品やサービスを本当に利用したい人に届かない場合があります。

そもそも、インターネットで正しい年齢を入れている人はどれだけいるのでしょうか。

 

私はあまり信用していません。

 

たとえば、実際の住所とは違う住所で登録をしてネットサービスを利用している人もいます。理由は、本当のことを入力すると個人情報がバレてしまうのではないかという不安からくるものです。

なので、実際の住んでいる場所と異なっている場合や年齢詐称している場合があります。

 

ネットの登録情報がすべて正しいということではありません。

 

企業は商品やサービスを作っていく過程からマーケティングを行います。企業が考えるどんな層がその商品やサービスを一番多く利用するのだろうか? そんな仮定で作られていきます。


仮に、企業がその商品やサービスはF1層※であるはずだと考えたとします。しかし、実際にその商品やサービスを利用したのは、F3層※であったという話はよくあります。

 

売れない理由の一つに広告が足りなかったのだということを聞いたりします。

 

スティーブ・ジョブズがピクサー時代にこんなことを言っています。
「どれだけ宣伝を打ったところで、失敗作をヒット作品にはできない」

 

広告が足りなかったのではなく、その商品やサービスが失敗作だったのです。なので、いくら広告をしても売れないのです。

 

マーケティングが間違っていたのです。マーケティングは売るためだけの手段ではありません。

 

想定としてF1層が購入するであろうということで、F1層にしぼり過ぎては危険ということです。

 

ある程度の幅を持って、F2層やF3層にも情報を届けておかなければならないのです。もしかするとF3層に爆発的なヒット商品として売れる場合もあるからです。

 

ターゲットは絞り過ぎると本当に必要としている消費者に届かない場合がよくあるので、ターゲットを年齢で絞り過ぎないようにするといいですよ。


(※)年齢層・性別を表すときに使われます。
F1 : 20~34歳の女性
F2 : 35~49歳の女性
F3 : 50歳以上の女性