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日本はどうなる。本当に公共投資は悪なのか?

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景気が悪いと日本中がそう思っているでしょう。実際にもそうなのですが、そんな話をしたいと思っています。

 

景気が悪い方向へ動き出したのが、1998年の橋本政権下で行われた緊縮政治というなの公共投資の削減予算から始まったといってもよいでしょう。今の方が凄いんですけどね。

 

公共投資が悪の根源とされてきたのは、遡ること1972年に総裁選を前に、田中角栄が宣言した。「日本列島改造論」がいまでも批判的な人も多いのですが、私はとても実直に政治を行なった方だと思っております。豪腕ぶりを自らの目でみたかったと思うのです。

 

多少、金に関しては問題になってしまいましたが、最近のマスコミは報じている。金額は微々たる金額で規模も大きい。本人、角栄もバレことがわかっていながら、この事件を起こしている。政治の世界は、足の引っ張り合いなので出る杭は打たれるという、あま〜、程度の低い志です。

 

日本列島改造論は、日本列島を高速道路・新幹線・本州四国連絡橋などの高速交通網で結び、東京一極集中をさけて地方の活性化を促そうとしました。いろいろと意見はあります。がしかし、日本列島改造論は日本中が沸き返り、候補地の買収で土地は高騰して日本列島改造論ブームが起こったのです。

 

物価高騰を受けて、インフレになり問題にもなったようです。インフレを止めるには、増税することで、投資に向かう熱が冷めるのでインフレ対策は比較的簡単に止められるばずなんですがね。

 

いまの日本は、失われた20年というデフレに悩んでいます。これを解消するには、公共投資がもっとも早いのです。とても簡単なんです。難しい経済論などまったく必要がないのです。

 

ことの発端は、1998年の橋本内閣の時に緊縮に大きく舵を切りました。田中角栄のロッキード事件がことの発端であると思いますけど、公共投資を減らしいまで言う小さな政府を目指したのです。

 

経済って簡単といいました。簡単なんですよ〜本当に・・・

 

大きな数字を使うと混乱してしまうので、小さな規模の話にします。ある家族がいたとしましょう。その家族の年収は税引き後500万円だとします。この500万円を使っていろいろと消費していくわけですね。衣食住の他に移動のための車を買ったり、学校や塾に通わせたりと将来に備えて、預金をしたりとします。

 

使えるお金が500万円までしかないので、500万円で生活をします。1000万円の生活を夢見て、お父さんは仕事を頑張るわけです。ない袖は振れないといいましょうか。

 

いまの日本の公共投資はどのくらいだと思いますか。20兆円です。どんどんと少なくなっているのです。これを良しとする人もいるでしょうし、悪と考える人もいるはずです。

 

この公共投資は、45兆円あった時期があります。いまから考え半分以下となってしまっているのです。