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SundayBookReview【いかに死んでみせるか】著者:弘兼憲史

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著者は「島耕作」で有名な弘兼憲史さんです。おじさん世代であれば、誰もが一度はみたことがあると思います。書店を眺めていたら目に飛び込んできました。

 

私も来年には、半世紀を生きることになります。いまのところ体に異常はないので半世紀は大丈夫でしょう(笑)。

 

50になれば、自分なりによく考えなければならない時期でもあると思っておりました。経営者になり、自分の引退の時期は会社を始めた時からずっと考えておりました。その時期は内緒なんです。もちろん、その思いは、いまもまったく変わっていません。後は今いる社員が決めていただければ良いと思っています。

 

創業の年数は、私にとって正直何の意味もないと思っております。会社名などにも興味はまったくないのです。中身は違いますよ、一緒に働いてきた社員には本当に感謝していますし、これからももっと上を目指して頑張っていくことは当然です。

 

隠居とはいっても、一人でできるネット系はパソコン一台で回線があれば、世界のどこにいてもできることなので続けてはいきますよ〜。

 

さて、漠然と考える「死」という誰もが必ずやってくるそのことを本書を読んだことでじっくりと考える機会を与えてもらいました。日々の生活を続けているとなかなか考える時間もありませんが、本を読みながら考えられたことは良かったと思います。

 

本書では、最後の言葉など芸能人や有名人、中には一般人の言葉がありました。悲しいことに最後の言葉を言う前に亡くなる場合もあり、最後の言葉を言える方はある意味とても幸せかも知れません。

 

最後には、大きく息を吐いて亡くなることが多いそうです。「ふぅ〜」と息を吐きそして、息を吸わないままに旅立つようです。

 

正直に言うと怖いですね。でも人はこの世に生まれて瞬間から時を刻んで、一歩一歩死に向かって生きているのだ。だったら思ったことを悔いなく行こうではありませんか。1日も無駄にしないように・・・

 

 

序章 スティーブ・ジョブズの最期の言葉
第一章 「笑って、さようなら」編
第二章 「しみじみ、グッドバイ」編
第三章 「最期にありがとう」編
第四章 「そうか、あれが最期の言葉」編
第五章 「言葉にならない最期の言葉」編
第六章 死ぬ時に後悔しないために
終章 僕が好きな最期の言葉

 

 

いかに死んでみせるか ―最期の言葉と自分― (廣済堂新書)

いかに死んでみせるか ―最期の言葉と自分― (廣済堂新書)