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千歳空港が大雪で欠航が決定すると直ちにすること!

振替便をすぐに取る。新規に予約を取ること! これだけです。

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欠航が決定するとたいてい、登録してあるメールにその連絡がやってきます。メールを受け取った時点で予約した種別を確認します。変更が自由にできるのか。それとも制限があるのかなどです。

 

私の場合は、12月から3月のチケットは変更が可能なチケットを買います。なので、欠航の連絡が入って瞬間にまず、次に空席がある同航空会社のチケットホールドします。これが大事なんです。

 

時系列で考えてみましょう。

 

まず、予約したのはANA01便 10:00発 千歳から羽田だとします。これが欠航になりました。というお知らせメールが来た時に、次に早い便を予約するわけですがあまり早すぎでも同じことになるので、大荒れな天候であれば15:00くらいの便に予約を入れる。

 

予約を当日入れても、支払いは当日までに支払うので、この時点で支払い・決済はいたしません。あくまで空席を確保することです。10:00前の便で欠航があった場合は、みな同じことを行うのでメールが来た段階でもう15:00の便は満席の場合もあります。

 

15:00の便をたまたま取りましたが、以前から15:00便に予約が入っている人が優先になるので、あくまで15:00便の空席分しか予約ができないので、早いもの勝ちなのです。カウンターで順番を待っていれば、順番に席を振り替えていくので、後ろに並んでいるとドンドン便が埋ってしまうので、行動が遅いと20:00便となってしまいます。

 

羽田便はANAの場合が大型機が多いので、777系は500人が一斉に振替を行うことになります。10:00便の500人が一斉に動いていくので、カウンターで手続きをしているとどんどん遅れてしまうと言う結果になります。

 

流れが悪く、20:00便になったしまった場合に。時間の関係で欠航になりやすい時間帯になります。千歳の場合は、形条は24時間の運用になっていますが、限定されています。最近ではAirDOが深夜便が拡大されています。

 

新千歳空港・運行計画では下記のようになっています。

http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/kkk/6wakuunnkoukeikaku16w.pdf

 

大手は22時を大体の目安となっています。もし、天候や滑走路の問題がなくても空港の運用時間とも関係してくるので札幌に向かう便は、飛行時間も考えながら飛ばせるか、飛ばさないかを決定します。

 

もし、最終便が飛ばない場合は、翌日の第一便が欠航になる場合が多いです。天候で飛べない状態の時は、2日程度は混乱が続くことが一般的だといえます。

 

今回の場合は、2日間の天候不良だったので3日程度が混乱したと思われます。

 

 

欠航になってしまったことに対して、何だかんだといっても始まりません。欠航便を振替する手続きが必要になります。日本の航空会社はとても親切なので対応がよいのですが、ぼっーとしていると後回しになります。

 

若い時は、海外に人より少しだけ出かけていました。その経験があるのでリスクを極力避ける方法を身に付けました。このリスク回避ができると危険な目に合うことが少なくなります。自分のことは自分で守ることを強く学んだと思います。

 

外国では、日本のように親切ではまったくありません。自らが行動し、発信しなければ何も起こらないのです。日本でよく見る、搭乗時間に空港内に呼び出しで搭乗する人を走りながら探す様子が見られることがありますが、海外では見たことがありません。時間になっても来ない人は、預けた荷物を降ろされて飛行機は飛び立ってしまいます。

 

日本って素晴らしいんです。他国をみるとそれがよく分かります。

 

前段が長くなってしまいましたが、人と同じことをしていると長く待ってしまったり、乗れない場合も当然出てきます。カウンターに並ぶにも、何を聞けば良いのかわからないとなれば、後手後手になって結局また並ぶことになってしまいます。

 

今回は千歳空港からの出発する場合です。

千歳空港に向かう場合に空港が閉鎖になった場合はこちらから

 

千歳空港が雪で閉鎖になるのは、年に3から4回程度あります。12月、1月、2月が多くなっています。この時期は前日からの天候には注意が必要です。天気であればまったく気にすることもないでしょうけど・・ 天気予報は良くみておいてください。この時点で天気予報で雪の警報が出ると危ない感じだな~と感じることからスタートします。

 

千歳空港と札幌は40キロ程度離れているので、まったく違う天気になることも多いので札幌が降らないから千歳も大丈夫ということはありません。千歳だけ降る場合も良くあります。

 

千歳空港は2本の滑走路があります。急激に雪が降ると同時に2本の滑走路を除雪していたのでは、間に合わなくなるので1本を集中的に除雪することになります。いつもは2本で運用している滑走路を1本にするということは、それだけでも渋滞が起きます。

 

除雪するには、滑走路を閉鎖し離発着ができない状態です。そして、地上で離陸を待っている機体より上空で旋回しながら、着陸を待機している機体を先に降ろすことを優先します。理由はおわかりですよね。

 

多くの人が間違った思い込みをしていることがあります。基本的に航空機は、あるポイントに入って、管制に連絡をとった順番で着陸の順番が決定します。基本的と言っているのは、機体によって巡航スピードが違うので、管制官が見極めながらおこないます。LCCなどは後回しになっているとおもっているのではないでしょうか。まったくそんなことはありません。ANAとジェットスターで違いはありません。最初に管制にコンタクトした機体が優先されます。

 


千歳空港で大雪で欠航続々、機長が説明してくれました。