SundayBookReview【SHARE】著者:レイチェル・ボッツマン/ルー・ロジャース
世の中はシェア(共有)という言葉が一般常識になろうとしています。シェア(共有)とは、共有(する)、分配する、分かち合う、分け前、割り当て、役割、負担(率)、占有率などの意味を持つ英単語ということです。
シェアという色々な意味があるということがあらためて理解した感じがします。
大量生産の時代、大量消費社会に代わるシェア経済圏を世界中で作り出している! と今現在、大量生産の時代から個人に合わせた時代になってきております。その分、マーケティングがとても重要なポジションとなります。もし、マーケティングが間違ってしまえば、売れない商品を作ってしまいかねません。
この本はそんなことを書いているのではありませんけど・・・(笑)。
世界では、シェアが拡大してきております。宿泊、タクシーなどもアメリカではすでに定着してきております。日本でもその波は次第に浸透するかもしれないというところですが、抵抗勢力がその浸透をさせないようにしているようです。
もちろん、色々な問題もあるとは思います。タクシーのシェアは特区の福岡では、実験が始まったようです。どのような形になるのかはまだわかりませんが、この取り組みが進むと日本も大きく変わっていくことになるのではと思います。
他には、利用しなくなった物を利用したい人にあげることも同様のシェアとなります。中古品を利用することで価値があがったりもしますし、物々交換も同様ともいえます。
シェアが進化していくことで、世の中がもっと住みやすくなり、生活しやすくなるかも知れません。シェアサービスは今後も増え続けることになるはずです。
最終形としては、シェアサービスは物だけではなく、目に見えないサービスも広がっていくことになるでしょう。
もしかするとあなたのアイディアが採用されるかも知れませんよ。
6月5日 19:00追記(訂正あり)
先週より、京都からスタートしたようです。福岡は中止になったようです。
もうひとつ、米ウーバーとトヨタが業務提携を行なったようです。トヨタは、ドライバーにトヨタの車をリース販売するのが目的のようです。