釣りって本性が出るんだよね。
一時間、幸せになりたかったら酒を飲みなさい。
三日間、幸せになりたかったら結婚しなさい。
八日間、幸せになりたかったら豚を殺して食べなさい。
永遠に、幸せになりたかったら釣りを覚えなさい。
中国の太公望が言ったと言われることわざです。まあ〜、釣り好きな人がよく言う理由でもありますけど、ただある意味正しい部分もあると思っています。
釣り人をよく見てみると、釣果第一の人、釣りそのものを楽しむ人がおります。釣りを全くしない人は、釣り人は気の長い人が多いと思っているかもしれませんが、前者の釣果第一の人は、とても気が短いです。後者は気が長い人が多いと思います。
釣りは自然の中でする。趣味の一つです。なので、相手が2つあるのです。相手といっても敵ではなく、うまく付き合って行くべきものです。
自然が相手なので、自分が釣りたいと思っても台風が来たり、海が荒れたりと自分の思うがままにはなりません。といっても、仕事が休みは決まっており、その時しかできない釣り人も多くいます。幸か不幸か北海道の札幌であれば、日本海と太平洋、内浦湾など大型台風以外であれば、場所を選べるので天気を見ながら釣り場を選べます。
釣りといっても、ジャンルは広くあります。海水、淡水で大きく分けることができますが、釣りの方法も餌、疑似餌(ルアー・フライ)とてもジャンルは広いのです。
私は、海釣りが基本になっていますので、川や湖などはめったに行くことはありません。川や湖と比べると海釣りは天候に左右されやすいです。天候を無視して、海釣りの方が過半数を超えており、年間100名以上の死亡事故が発生しています。
平成26年 釣り中の事故発生状況 海上保安庁より PDF
http://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/h26-fishing.pdf
自分は大丈夫と思っている方も多くいるでしょう。ですが、相手は自然です。今年も多くの自然災害がありました。自然力は人間が思っている以上の力を持っているのは、皆さんもご存知だと思います。釣りをしていると風がまったくないのに、突然突風が吹いて体が飛ばされる経験もしております。
突然のことなので、海に転落することも予期しておくことも必要です。海に転落するかもしれないと思っていれば、フローティングベストやライフジャケットを着用すると非着用より生存率が上がります。
ライフジャケットを着用で絶対に安全とはいい切れませんが、生存確率が高くなります。なのであくまで生存確率のアップです。
天候が悪い場合は、日本海をやめて太平洋側に行くなど天候に合わせて場所を変えるために、釣る魚種も変わったりします。安心して釣ることは釣り人としては心得たいところです。
釣果だけが釣りの楽しみという人は、とても多いのです。先日もちらっと日本海にいきました。何時間釣り糸を垂らしても1匹か2匹の散々な釣果ですが、私はあまり気にならないのです。もちろん、釣れた方が楽しいのは当たり前ですけど・・・
釣れない方は、釣り場を荒らしたり、騒いだりとじっくり釣りを楽しんでいる人からするととても迷惑な話です。釣り場を荒らすとその場所が今後釣り禁止となる場合もあるので、少ない釣り場がなくなってしまいます。
釣りファンからするととても迷惑な話です。自分だけが良いという理由での行動は許しがたい行為です。マナーを守って楽しい釣りライフを楽しみたいですね。
今後は、雪がふるようになると日本海にホッケがやってきます。最近では、ホッケも高級魚になっていますし、釣っても楽しい、食べても美味しい時期がもうそろそろなので楽しみにしています。