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SundayBookReview 【ANAの口ぐせ】どんな問題でもチームで解決する

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飛行機好きの私にとっては大好きなジャンルです。いままでも複数の飛行機会社の本を読んでいました。ですが、紹介できるような本はあまりなかったのです。今回は私自信もとても参考になったというか、振り返りや再確認が多くありました。

「小さいことほど丁寧に当たり前のことほど真剣に」

仕事は基本が大切。日々の仕事で、小さい作業や振り返し作業に心を込めて取り組むことの積み重ねが、信頼される人をつくり、信頼される組織をつくる。

 

飛行機は、最大で500名の乗客を乗せて目的地に向かいます。その1機を飛ばすのに本当に多くの人の力が必要となります。航空会社だけではなく、様々な人の働きで目的地まで、時間通り届けてくれます。

小さな作業の積み重ねがあって実現しているのだと再確認しました。

 

「5分前の精神をわすれるな」
集合は集合時刻の5分前。作業準備完了は作業開始の5分前。この精神を実行することで、集団全体の遅れの影響を防げるし、自分の作業に臨む態勢をとることができる。

 

5分前精神とは、旧大日本帝国海軍の伝統で、定刻の5分前には準備を終えておき、定刻と同時に作業を始められる状態にしようとする精神のこと。もともとは、出港時刻(係留を解く時刻)の5分前に、軍艦に乗り込むためのタラップが離岸するので、出港時刻の5分前には必ず帰艦するよう乗組員は躾けられていたことによる。
ウィキペディアより

 

2016年は5前精神を厳守して、仕事にプライベートでも実行して行こうと思いました。良いと思ったことはすぐに実行するほうなのですが、続くかどうかはお約束は出来ませんが(爆)。

飛行機が詳しくなっていくと定刻に出発しなくても気にならないのです。ましてやLCCなんかは仕組みも理解しているし、LCCを利用する時は時間に余裕があるときに利用します。大手とは価格もやり方も違うことを理解して欲しいと思います。

 

話は飛びますが、千歳空港はこの時期から3月までは空港がクローズされることがあります。天候なので、大手もLCCも関係なく飛べなくなります。しかし、まるでLCCが悪いかのような投稿をみかけると残念な気持ちになります。安いから欠航するのでしょうなどです。

航空会社もクローズして航空機が飛べないことは、会社的に考えると大きな損失となります。飛行機は飛んでいないと利益を生まないからです。地上に駐機していても売上は立つことがありません。

 

日本では、実際に24時間運行できる空港がありません。24時間運行としておりますが、騒音問題で運行が出来ません。24時間に近いのが関空と羽田くらいです。成田や千歳は飛行制限があり深夜の離発着が緊急時と貨物以外は出来ません。

あ〜長くなりそうなので、最後に伝えたいことがあります。

 

飛行機が滑走路に向かう前に一度バックして、その後前進する時に整備士が手を振って見送ることを見たことがありませんか。

あの仕草を始めたのが、ANAの沖縄から始まったといわれています。それが各地に広がり一般的になりました。始まったのは1970年からだそうです。

 

ANAでは「グッバイウェーブ」と呼んでいるようです。もし、飛行機に乗る機会があれば、確認してみてください。小さな窓からでも整備士は見えているようですよ!